症例紹介

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⑧歯周外科処置・歯周再生処置

《周外科処置・歯周再生処置》
軽度から中程度歯周炎では適切な処置を行えば歯を抜かずに治すことが出来ます。
歯周ポケットが深い場合には、専門的な処置である歯周外科処置や歯周歯周再生処置を行います。
歯周外科処置とは、不良な歯肉を切開し、特殊な歯科器具(キュレットスケーラーや歯肉縁下用超音波スケーラーなど)を用いて歯周ポケット内の歯垢歯石を除去し、歯根表面や歯肉の不良物を除去する専門的な治療です。
さらに、必要に応じて骨補填剤などの歯周ポケットを治す薬をその部分に詰めて、歯周再生処置を行うこともあります。
症例1

上の症例は見た目やX線検査では分かりづらいですが、プロービング検査により歯周ポケットの深さを測ってみると犬歯の周りにかなり深いポケットが形成されていました。このまま放っておくといずれ抜歯をしなければなりません。今回はルートプレーニングを行った後、犬歯の周りに骨補填剤を入れ、周りの歯肉を縫合する再生処置を施しています。

今回左の上顎犬歯の周りには約7ミリの歯周ポケットがありましたが、半年後には約3ミリに改善していました。
下の写真が半年後の写真です。