歯科診療の流れ

歯科処置の流れについて

  • 歯周病の一般的な流れについて説明しますが、症状や処置内容により変更する場合もございます。ご了承ください。
  • 事前にお電話で、診察のご予約をお受けしています。(TEL:03-3699-6090)

1.診察日

口の診断見積もり予約
  • はじめに犬猫の口、頭、体などを診察します。
  • 仮診断をもとに、ご家族に、歯科処置の流れを説明いたします。(診断は麻酔後になります)
  • 必要に応じて見積もりを提示します。
  • 受付もしくはお電話でご予約をお受けします。キャンセル待ちもお受けできます。3日前まではキャンセル料はかかりませんが、前日、当日は1万円のキャンセル料がかかります。

2.事前

麻酔前検査
  • 手術前の検査(血液検査、X線検査、超音波検査など)を行います。
  • 10歳未満で健康な場合は、術前検査を当日に実施可能です。
  • 10歳以上の場合や状態の不良な場合は処置日より3~14日前に、ご予約の上6時間以上の絶食で指定のお時間にお連れください。2時間ほどお預かりして検査を行います。

3.処置日

麻酔準備、麻酔
  • 処置当日は12時間前から絶食、3時間前から絶水で、指定時間にご来院いただきます。
  • 処置同意書に署名捺印いただきますので、印鑑をご持参ください。
  • 麻酔準備をします。点滴をつけ、抗生物質、鎮痛剤などを投与します。
  • 麻酔導入薬を投与し、ガス麻酔で麻酔を維持します。
  • 各種生体モニターをつけて麻酔を管理します。
口腔内検査診断
  • 術前の口腔内の写真を撮り、口腔内の詳細な検査(プロービングと口腔内X線など)を行い、病状を診断します。
歯科処置
  • 抜歯など痛みを伴う処置の場合は、処置前に局所麻酔を行います。
  • 処置の痛みに応じた鎮痛剤を投与します。
  • 処置内容や体の状態に応じて、麻酔を調整します。
  • 必要な歯科処置を行います。(例えば、軽度~中軽度の歯周炎の時は、歯の上の歯周ポケット内の歯石歯垢の除去(スケーリング)、歯肉内内側の不良な壁の除去(キュレタージ)、歯の表面の研磨(ポリッシング)を行います。重度歯周病により抜歯の時は、歯肉を切り、歯を抜去し、不良な組織を除去し、切開した歯肉・粘膜を縫合します。) 
  • 縫合糸は溶ける糸で、約3~4週間後になくなります。
  • 処置後、麻酔を覚醒させます。通常、数分で覚醒します。
処置後の説明、退院
  • 処置当日のお伝えした時間に、ご家族様から退院時間について、お電話をいただきます。
  • ご予約のお時間にお迎えに来ていただきます。
  • 検査結果、診断、処置内容、投薬、食事等を含む処置後の管理方法などをご説明します。
  • 説明後に犬猫をお返しします。
  • 処置当日から食事とお水を取ることが可能です。

4.再診日、定期検診

  • 抜歯などの処置の場合は、後日再診に来ていただきます。
  • ホームケアなどをご指導します。
  • 定期的な歯科検診(約半年ごと)に来ていただきます。