動物病院ブログ

歯をガーゼなどで磨けば十分か?

  • どうぶつの歯医者さん
  • 2018/05/13
まだ歯周病になっていない歯の汚れはじめた初期には、ガーゼなどで歯を磨くことは有効ですが、歯垢が歯と歯肉の間の隙間(歯周ポケット)の間まで入り込んで歯周病にまで進んだ場合は、ガーゼではその病的な歯周ポケットの奥まではケアが出来ないため、ガーゼだけでは不十分です。その歯周ポケットの奥まで歯垢をとれるのは、毛先が細くなっている歯ブラシによる歯磨きだけです。 歯科の診断と治療は、どこの動物病院でも行…… 続きはこちら

歯科医による歯のケアがよい?

  • どうぶつの歯医者さん
  • 2018/04/29
犬、猫、牛、馬、などの動物の治療は獣医師が行うことと法律で定められています。 歯科医師がそれら動物に治療を行うことは法律違反です。 歯科医が、獣医師でもないのに動物の治療を行うことは、それがたとえ歯の治療でも行ってはいけないことです。 逆にいえば、獣医師が、医者のいる施設で、人の治療をしていることと同じです。これも医師法違反の行為です。 歯のことは知っていても、動物のことは歯科医師国家…… 続きはこちら

口が臭くても元気食欲があるから病気ではない?

  • どうぶつの歯医者さん
  • 2018/04/22
健康な口と歯は臭くありません。 口が臭い場合は、歯周病などの歯と口の病気がある可能性が高いです。 見えない部分に病気が隠れている可能性があります。 以前より口の臭いが気になる。歯磨きをしても臭いのが消えない、 固い食べものを食べたがらない。 など気になる症状がある場合は、歯の検査をしてみましょう。 みただけではわからない部分も多いので、動物の歯科専門の病院でしっかりと検査する必…… 続きはこちら

麻酔をかけない歯石取りの方が、負担が少なくて良い?

  • どうぶつの歯医者さん
  • 2018/04/15
麻酔をかけない歯石取りは間違いです。 見える部分をきれいにしても、歯と歯の間や、裏側、歯周ポケットの部分が処置できません。肝心な部分ができないのでは、きれいにする意味がありません。 歯周病を改善出来ないばかりか、健康な部分まで傷つけることもありますから、大変危険です。 やるべきではありません。 鎮静や麻酔をかけて、正しく歯周病予防をすることは大切です。 通っている病院では、いかが…… 続きはこちら