症例紹介方

歯並びが悪い、矯正

歯に矯正装置をつけることによる矯正治療

OR前
生後10ヶ月齢nマルチーズです。右上顎の犬歯が前方に生えてしまい、第3切歯(前歯)のすぐ後ろの位置にきています。その歯が頬を傷つけるため矯正か抜歯の処置が必要でした。
OR後
手術による矯正ができる時期が過ぎてしまいましたので、矯正装置による矯正を行いました。

顎の矯正治療は難しく、動物ではできません。 しかし、歯の位置以上による不正咬合は矯正治療により治すことができる場合もあります。 右の症例は、槍状歯になっていますが、歯にボタン状の金具を着け、ゴムの様なチェーンで後方に引っ張り矯正を行いました。装置をつけた後は、咬み合わせのチェックや装置の調整などをするため、数ヶ月間、2週間ごとに来院いただきます。

上記症例の3ヶ月後

矯正3ヶ月後
上記のワンちゃんの3ヶ月後です。犬歯が正常な位置に移動することができました。

矯正にはこのような装置を使った歯列矯正治療と、以下の様な手術による治療があります。 矯正装置は麻酔をかけてつけます。矯正装置は2週間ごとにチェックします。

手術による歯列矯正法

外科矯正前
上顎の犬歯が前に出すぎているため、下顎の犬歯が本来の位置(第3切歯と犬歯の間)に出られず、上顎犬歯の内側に入り込み、上顎に当たっています。
外科矯正後
上顎と下顎の犬歯について手術による矯正を行い、1ヶ月後には写真の様に正常な咬み合わせになりました。

右のワンちゃんの様に、若い犬で歯の生えてくる位置が悪い、つまり咬み合わせが悪い子の中で、歯が伸びている途中の子は手術による矯正ができる場合があります。  永久犬歯が生えてくる時期は、生後5ヶ月から6ヶ月半の間が一般的です。小型犬ほど、乳歯が残る場合が多く、乳歯違残の影響で犬歯などが正しい位置に萌出できない場合がよく見られます。その時期であれば、手術による矯正が可能ですが、その時期を過ぎてしまうと、手術による矯正はできなくなります。その後は、装置を歯につける矯正治療を行います。手術による矯正の方が、きれいに簡単に治せ、費用も安く済みます。 手術による矯正はそのタイミングが重要です。早めにご相談下さい。

永久歯が生えてきたのに乳歯が残っている

Screenshot_11
6カ月齢のポメラニアンです。乳歯が抜けないと来院されました。上下に多くの乳犬歯が残っています(乳歯遺残)
Screenshot_12
左のワンちゃんの右横です。上顎と下顎にみえる細い歯が乳歯の犬歯です。乳歯が残っているため、永久歯の犬歯は正しい位置に出ることができません。直ちに処置が必要です。

乳歯が残っている場合は、そのうち抜けるだろうと様子を見ずに、すぐに抜歯しましょう!  判断が遅くなると、歯並びは一生治せません。本来は、乳歯が抜けた後に、乳歯の生えていた同じ場所から永久歯が生えてくるべきです。つまり、乳歯の生えている位置が永久歯の正しい生える位置です。 乳歯が抜けないうちに永久歯が生えてくると永久歯は間違ったところに生えるしかありません。それが多くの場合、歯並びが悪くなる原因となり、様々な障害を起こすことがあります。 特に犬歯は長さが長いため、歯並びが悪いことが大きな障害になりやすいのです。多くの犬で、生後6ヶ月齢あたりには注意して歯並びを観察しましょう。乳歯が残っている場合は様子を見ずに、直ちに乳歯を抜歯するべきです。永久歯が生えてしまってからでは歯並びを治すことは大変なことです。

上記のポメラニアンの抜歯後

Screenshot_15
乳歯を抜歯しました。残っているのが永久歯です。
Screenshot_16

このポメラニアンでは、早期に、残っていた乳歯を抜くことができ、永久歯の萌出がスムーズにできた症例です。


乳歯の犬歯が残っているため、永久犬歯が前に出てしまい(吻側転位)かみ合わせが悪くなった。

Screenshot_1
6カ月齢のミニチュアピンシャーです。左右とも上顎乳犬歯が残り、永久犬歯が前側に出てしまっています。下顎犬歯が上顎に当たっていました。
Screenshot_2
同じこの反対側です。

永久犬歯は前歯の2倍程度に伸びます。このままですと、下顎の永久犬歯が、上顎の前歯(切歯)に当たって、歯がゆがむか、顎がゆがむか、上あごに穴が開く可能性があります。  直ちに治療をすべきです。様子を見ていると犬歯が伸びて、治すことが難しくなります。 歯並びを治す時は、タイミングが重要です。

上記の犬歯の矯正手術後

Screenshot_3
上記のミニチュアピンシャーの処置後です。左右の上顎犬歯を後ろに移動する矯正手術を行いました。左右の下顎犬歯は外側に移動する矯正手術を行い、咬み合わせを正常にしました。
Screenshot_4
反対側です。

矯正はタイミングが重要! 多くの6ヶ月齢のワンちゃんでは、犬歯が生えてきている途中です。このワンちゃんの様に、生えている途中であれば、間違った方向に萌出する歯を手術で治すことができることがあります。 下顎犬歯は上顎に当たらないように外側に移動し、上顎の犬歯は下の犬歯が外側にでるときに当たらないように後ろに移動しました。


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